海外旅行 、アマゾン
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いままでの人生で経験したことを書いてみました。


  

海外旅行  アマゾン



大学時代の友人が、人事異動でようやくブラジルから日本にもどると云う知らせがあった。
 
ブラジルでは、アマゾン観光の起点になる土地に七年ほど赴任していた友人である。
 
東京で友達同士の寄り合いがあり、他の友達にも話したところ、
久しぶりの海外旅行にアマゾン探検 ? も良いなと云う友達も居て合計三人で
遠路アマゾンまで海外旅行に、現地に友人が在任している間に出かけてみようと決定した。
 
早速、例の現地の友人にお願いしたところ、現地、アマゾンでの宿泊、スケジュールは決めてやるから、ブラジルまでの予定は自分たちで決めて来いとの
返事が来た。
 
 
 
それと、都道府県の検疫所で受けられるから海外旅行に出る前に、
黄熱病の予防注射だけは打っておく様にとの指示もあった。
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幸い、こちらから同行の友人に比較的時間の余裕を持っているものが
居るので、日本での雑事は、すべてお任せすることにした。
 
 
成田から24時間もかかって、ようやくブラジルのサンパウロに着いた。
 
ここから友人が居るアマゾン旅行の基地であるマナウスまでは、国内飛行機で
三時間もかかるところである。
いかにアマゾン川は、遠いかである。
 
プライベートのアマゾン海外旅行とは云え、時間的にかなりの強行軍である。
とにかく、乗り継ぎの国内航空の待ち合わせ時間調整のためにホテルに直行
する。


再び、今回のアマゾン旅行の起点になるアマゾン川上流のマナウスまでの国内航空に乗るべくサンパウロ空港まで送ってもらう。
待合室には、客が十数人居たがすべて白人、黒人、混血の人で日本人は、当然、三人だけ。
しかし、前もっての友人からの情報によると、スズキもホンダもブラジルに工場を
持ち、トヨタ、ナショナル、シャープもアマゾン基点のマナウスに工場進出
しているそうだ。
 
国内飛行機は、定刻より二時間も遅れて深夜に離陸する。
すべて日本での常識は、通じない。
途中で新首都のブラジリア経由で、午前七時にようやくアマゾン旅行の基点マナウスに到着した。
成田を出てからもう一日半、眠いし体は痛いし、ここまででもすでに大変な
思いだ。
 
出迎えの友人とは日本であって以来一年半ぶりの再会で、今回のアマゾン
海外旅行のお世話に感謝して握手。
朝日が照りつけ、先ほどまでの冷房の機内にいたのでいっぺんに汗が噴出す。
まさに赤道直下である。睡眠不測も、散々飲んだビールも瞬時に吹っ飛んだ。
 
さぁー これからアマゾンだ。
 
早速、車でアマゾン川に向かう。

道路は、すごく立派で「トランス・アマゾン・ハイウエー」
熱帯雨林を切り開いて開発したので環境団体から大反対された、例の
アマゾン横断道路である。
マナウスは、人口120万人、アマゾン奥地からの出稼ぎの現地人が多く、
雑然とした感じ。


アマゾン川沿岸を走り始めて、ようやくアマゾン川の大きさを実感し始める。
アマゾン川の向こう岸は見えるのであるが、川幅は、約20キロあるという。
桁外れの大きな川で、長さにしても、流域の面積にしても世界一、まさに
「母なる大河 アマゾン」である。
 
警備のために軍艦が何艘も停泊していた。小さな警備艇ではなく、正真正銘の軍艦である。
 
20人くらい乗った観光船でいよいよアマゾン川探検である。
支流のネグロ川から出航した。水の色はどす黒い。これが川の名前の由来だそうだ。
ガイドは、英語とスペイン語を流暢に使い分けるが、さっぱり分からないので
缶ビールを飲んでアマゾン川の川風に吹かれる。

いい観光日和だ。
 
第一の見せ場、今までの支流のネグロ川と本流の合流点に来る。
茶褐色のアンデスおろしの雪解け水とネグロ川との黒い水が合流するが、
お互いに混ざらず平行して10キロも流れている。
 
次の目的は、アマゾンのオオオニバスである。
船は、岸辺の桟橋に向かい古びた大きな建物に着くと大勢の子供たちが
寄ってくる。
肩にオウムを乗せている子、サルを抱えた子、コアラの様なナマケモノを
抱いている子、犬も鶏もいる。
 
子供たちは、観光客と写真を一緒にとっていくらかの小銭を貰っている。
アマゾンの土産品も売っている。
アマゾン各地のインディオの手製の首飾り、鳥の羽で作った帽子、木彫りの
仮面、吹き矢、アマゾン記念のTシャツ、アマゾンの大魚 ピラクルのうろこで出来た靴べらなど。
ビール、ジュース、ミネラルウォターも売っている。

アマゾン名物のオオオニバスの群生地は、この売店を抜けて、いまにも折れそうな桟道をかなり奥まで歩く。
周りは、すべてアマゾンのジャングルである。
オオオニバスは、広大な群生地できれいな花をつけていた。
赤道直下なので一年中咲いているそうだ。
 
つぎはジャングルツアーである。

われわれ三人はもっと小さな船に乗り、大きな川から狭い水路に入っていく。
案内人は鮮やかな手つきで右へ、左へ漕いで行くがうまいもんだ。
周りは昼なお暗いアマゾンの大ジャングルなので、道にまよったらもう帰れないと恐怖心が襲う。
そんな中、首にアマゾンの大蛇をまいた青年が現れて、記念撮影のお誘い
である。
ヒヤヒヤの連続の二時間で妖怪変化の出そうなアマゾンの大ジャングルから抜け出して、元の船着場から大型船に乗り換えた時は、大安心でした。
 
アマゾン自然科学博物館やアマゾナス劇場も見学してきましたが、やはり本来の活気を見るのは、「大アマゾンの中央市場」である。
まず果物市場、青いバナナの山、パパイア、マンゴーが山の様に積まれて
売られている
野菜市場を抜けて魚市場に行ってみるが、狭い通路にたくさんの店員さんたちが忙しく働いている。
アマゾン川のど真ん中と云えども、人口120万人の町の活気はすごい。
市場で扱われている品物の量も驚きだ。
 
夕食をとりにアマゾン料理の店に行こうとしたが、雲行きが怪しくなってきた。
熱帯特有のダイスコールを経験してみたいと云う気持ちもあった。
ますます暗くなってきたが、とにかく車に乗った。
とたんに大粒の雨がポタリ、ポタリ。続いて土砂降りの雨で、車で走れるかが心配になってきた。
 
熱帯地方のスコールは、日本の夕立の何倍も激しい。
必死に運転する運転手さんのおかげで、アマゾン料理店に着く頃には収まってきた。

いよいよアマゾン料理の始まり !
 
アマゾン川で取れたスズキによく似た味の魚のフライ、タイによく似た魚の塩焼きとスープなど。
前日にブラジル式の焼肉のシュラコスを食べたが、使う素材の肉に大分、左右されるので今回は違うメニューでお願いした。
 
 
しばしばビールを飲んで歓談していると、出来立てほやほやのアマゾンの魚料理が大皿に乗ってきた。
味は淡白であるが、とにかく素材が新鮮で、料理が出来たであるからバカうまである。
 
さすがのアマゾン名物のスコールもあがったが、アマゾン産の旨いビールの酔いが
まわり、雰囲気もいいので友人同士の歓談は、尽きない。
 
これから、マナウス、ブラジリア経由でサンパウロに戻り、またその先一日以上かけて日本に帰ることなど、もうどうでも良くなった。
 
本当に旧友にはお世話になった、アマゾン海外旅行でした。

しかし、片道36時間、二週間の日程では再訪はちょっと ? ? ?
 
 
 
 
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