ペット家族
花 ・ 人生       ☆ 人生に花をそえるページです

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いままでの人生で経験したことを書いてみました。

ペット家族のものがたり つづき

2回目の出産当時までは、「アリス」の子供たちと同じく、すぐ貰い手が決まりました。

さすがに4回目となると、しばらく貰い手が無く、半年くらい全てが我が家に居たと思います。
このときです。娘が名前に困って「青」「白」「桃」と付けたのは !

この時すでに「出戻りゴンガ」が、帰っていました。
当時、おそらく十匹近くが居たと思います。
我が家のお店にきたお客さんの子供さんが「ママ、このうち犬も売っているよ。」といったのを覚えています。
室内で飼っていましたが、お客さまの気配で、みんながほえるのです。
そして、庭には、シェルティーが二匹です。皆さんがびっくりするわけです。

それでも何とか、みんな行く先が決まりました。
ただ、「もも」ちゃんだけは、誰かに連れ去られたのです。
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「ゴンガ」は、最後まで出戻りのまま我が家で亡くなりました。体が他の兄妹より1.5倍くらい大きく、顔もまあまあ可愛かったのですが一回よそに出ると難しいです。
犬にも、運命があるのだと実感しました。

その点で全ての末っ子の「あかねちゃん」は、福を持って生まれてきたのでしょう。
別に理由は、ありませんが最後まで残ったのです。
体も普通のマルチーズの80%位の大きさだったからと思います。本当に可愛かったです。


かかりつけの獣医さんに言われましたが、身体が小さいのは、心臓のせいだそうです。

20年もペットを飼っていると獣医さんとも顔なじみで、先生は、我が家のペットの名前を
全て覚えていました。
「あかねちゃん」は、一度行方不明になったのです。

それは、もう大変でした。
息子は夜中に寝言に云うくらいでした。私が「お尋ね」の張り紙を作り、何百枚も
コピーしました。
近所のスーパーに行っても帰れないほど方向音痴の娘が、夢中で電柱に「お尋ね」の
ビラを張りました。
私は、夜中までその何倍も張りました。
翌日になっても、消息が分かりません。

翌日の夕方にビラを貼っていたらば、「あかねちゃんでしょう。今、お宅に届けてきました。」
と女性に声を掛けられました。
そのお宅もマルチーズを飼っているそうで、買い物の途中で「あかねちゃん」がひとりで、
道を歩いていたので交通事故に会うと思い保護して
いてくれたのです。 丸一日の失踪劇でした。

この時すでに、前述の「ももちゃん」は、いなくなっていました。
二、三日たっても帰らないので「きっと、誰かに連れて行かれたのね。」と
話し合った程度です。
「あかねちゃん」のときみたいに、「お尋ね」のビラを作ろうなどと誰も言い出しません
でした。
これを見ても、人間と同じで「運」と云うものがあるんですね。
もともと、彼女は、動物には、珍しい性格でした。人に気に入られよう、他の兄妹を
なでていると自分のほうが先に可愛がってもらおうなどと、人の顔色を見て、
おべっかを使う様なところがありました。 要領がいいんです。


我が家のペットの中でこの一匹だけでした。通常、こんな犬は、珍しいです。
「運」が無いと云うのもこう云うことが原因かもしれません。
ただ、その後の行方は、分かりませんから、よい飼い主さんにめぐり合っていたかもしれません。

犬にも一匹として同じ性格は、居ません。これだけのペットの家族と付き合って、私たちの両親も、このように見ていたのだなと云うことを実感します。

何回も繰り返しますが、「アリス」は、犬には、珍しいくらい鷹揚で物事には淡白な
性格でした。 何事もマイペースでした。

シェルティーのお母さん「ちいちゃん」、マルチーズのお父さんの「パピ」ちゃん、
出戻りの「ゴンガ」には、相通じる性格があります。
一歩下がると云うか、控えめと云うか、自分の分をわきまえていました。

「ちいちゃん」は、シェルティーの奥さんですから当然です。散歩に連れて行っても、
こちらの顔を見て付いてきました。広場ではなしても
私のそばを余り離れませんでした。
「アリス」は、好きなだけ走っていって気が済むと自然に帰ってきました。食べ物も
当然「アリス」の次でもちゃんと待っていました。
「良妻賢母」だったんですね。


マルチーズのお父さん「パピちゃん」は、成犬で前述の男の人が連れて来たせいか、「影の薄い養子」みたいでした。
同じに食べても、痩せて線の細い犬でした。奥さんの「ポロンちゃん」が、「家付きの奥さん」みたいな性格でしたので余計に養子みたいな感じがしたんでしょう。本当に「ポロンちゃん」は、ころころしてずっしりと重かったです。犬にもいろいろと体質があるんですね。

「ゴンガ」は、やはり一回もらわれていったので、戻ってきたときには、自分の居場所ではないという感じでした。
自分の弟妹たちが食べ物をもらいに並んでいても、いつも一番後ろに居ました。

マルチーズのお母さん「ポロンちゃん」は、大人物の肝っ玉母さんと云う感じでした。
ほんの小さいときから私の懐に入れて可愛がっていたせいで、
お母さんになってからでも懐に入れてやるとじっとそのままで眠ってしまうこともありました。
おこすわけにも行かず、重くて困りました。

よく、犬は、服従のしるしとしておなかを見せるといわれます。ためしに、みんなにやってみたことがあります。
「アリスは」は、何をバカなことやっているという感じですぐ立ち上がりました。
「ポロンちゃん」は、捕まることさえ嫌がりました。
「ちいちゃん」おとなしく何時までも仰向けで、おなかを見せていました。
「あかねちゃん」は、かまってもらえると楽しくてしょうがない様子でした。
「パピちゃん」は、呼んでも来ませんでした。彼だけが、一番距離を置いていたようです。

一人家族のアンナですが、やはり、我が家でやっていたお店のお客さんの例の男性が連れてきたのです。
我が家に来たペットの中では一番歳をとってきてから来ました。

長毛の猫の種類は、あまり活発に動かないといわれますが、本当にそうです。
アンナは、我が家の居間だけが生活圏でした。
他の部屋に連れて行ったり、外に抱いていっても、つめを立てて抱きついて離れませんでした。
実は、我が家のお店と言うのは、「釣具店」を経営していたんです。
ある日、商品の「練りえさ」のダンボールの中にねずみがいました。
大きなダンボールですからねずみは、飛び出せないのです。
急いでアンナをダンボールの箱に入れましたが、箱の隅にいてねずみを追う気配を
見せませんでした。
それどころか、怖がるそぶりです。ねずみと云ってもハツカネズミほどの子ねずみでした。
それも、三匹 !

それより前に、アメリカン・ショートヘアーのミックスを飼っていました。
この猫は、畑にいるすずめさえ捕って食べてしまうほどでした。
このアンナも早朝、妻の枕元で亡くなっていました。普段、アンナが寝ている場所と
違う場所でしたので、家族は、挨拶に来たのだと言ってます。
アンナも自然死でした。

「アリス」は、腎臓病で亡くなりました。

なぜかと云うと、生前、しきりにお尻を振っていました。今考えるとおしっこをしたくても
出なかったんだと思います。
いつも、夜は、家の土間につないで置きましたが、ある朝起きてみると亡くなっていました。
おそら15歳以上だと思います。
まだ体温は、暖かかったです。 我が家に来てから15年ですから !

お母さんの「ちいちゃん」は、7〜8歳で亡くなりました。生まれたときから「フィラリア菌」を
体内に持っていたみたいです。
最後は、しばらく表にも出さず居ましたが、横になったままで死期も感じていたみたいです。
マルチーズの夫婦は、老年の自然死です。

「パピちゃん」は、アリスと同じに13〜15年、我が家に居ました。
「ポロンちゃん」は、亡くなるときに家内のところへ挨拶に来たみたいです。明け方に家内の枕辺でなくなっていたのですが、
その前に自分でタオルをくわえて来て、家内の枕元でほえていたというのです。私も気が付きませんでした。
ペットショップから私が買ってきたので正確な年齢は分かります。16年間長生きしました。

人気者の「ポロンちゃん」ですが、昨年、18歳で亡くなりました。最後の5、6年は、白内障で目が見えませんでした。
勝手知ったる我が家でもあちこちぶつかりながら歩いてました。

これで永かった我が家のペットの歴史も終わりました。最後の数年は、「あかねちゃん」だけでした。
もう、ペットは、飼えません !  これから飼ったら、私の方が先なのは分かりきったことです。

フィラリアでなくなったお母さん「ちいちゃん」以外は、天寿を全うしたと思います。
長生きの原因は、大勢のペット家族とストレス無く生活したことが原因だと思います。

結局、おとなになって我が家に来たのは、シェルティーのアリスとマルチーズのお父さんのパピちゃんと猫のアンナです。
ペットショップから買ってきたのは、シェルティーのお母さんのちいちゃんとマルチーズのお母さんのポロンちゃんです。
それが23年も付き合う大家族になってしまいました。

病気で亡くなったのは、シェルティーの夫婦だけです。他の皆は、天寿を全うした自然死です。
シェルティーも病気では亡くなりましたが、痛がってないたりはしませんでしたから、みな幸運の方だったと思います。

マルチーズのお母さんのポロンちゃんは、我が家の墓地に埋葬しました。
アリスをはじめそのほかは敷地内に眠っています。

永い間お読みいただきまして、有難うございます。

『アリ君、みんなで仲良くやってますか ? よく面倒を見てあげないと駄目だよ、 一番、年上なんだから ! パパも行くからね。』
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